10.02.2011

簡単養生法 その① 「大椎カイロ」

あっ、風邪かなって、ぞくぞくってきたらここ(図の赤腺で囲った場所)に使い捨てカイロを貼ってください。寒気が解消され、カラダが楽になります。

風邪は感冒とも言われ、寒の邪気が悪さをして発症します。その寒邪は大椎っていう経穴(ツボ)のあたりから入ってきます。これが風邪のはじまりってわけ。俗にいう首根っこのあたりですね。背筋をぞくぞくって、悪寒が走ったなんて言いますよね。そんで、大阪などでは「えっ、背中オカンが走るん?お前んとこのオカンごっつ起用やなぁ!」なんて冗談が飛び交うのも、関西ならではの冬の風物詩とかそうでないとか(爆)。

そんな小話はさて置き、そんな場合、この場所に使い捨てカイロを貼ります。簡単でしょ。是非お試しください。要はこの場所は温めたいわけなんで、カイロが無かったらドライヤーでも、手を当てるだけでも応急処置でOKとします。昔から「手当て」っていうくらいですからね。カイロを使用する場合は、くれぐれも温度調節に気をつけてくださいね。肌に直接貼るのは危険ですから、ご自分の肌の様子を考えて衣類の枚数で調節しましょう。

ちなみに大椎という経穴を、解剖学的に説明するとこうなります。
後頸部、第七頸椎棘突起下方の陥凹部。
後頸部をご自分の手のひらで軽く探ってみましょう。後頸部で、最も突出しているのが第七頸椎棘突起です。


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